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#石垣市の「尖閣諸島開拓の歴史と自然展」について−「尖閣研究」より
236ページ


 2.石垣市の「尖閣諸島開拓の歴史と自然展」について

 石垣市は、2011年1月14日〜16日、「尖閣諸島開拓の日を定める条例」の制定を記念して、「尖閣諸島開拓の歴史と自然展」を開催した。準備が短期かつ初の試みにも関わらず、展示内容、構成ともに充実したものであった。展示期間3日間で、見学者が800名を超え、大好評だったという。同展は、これからの尖閣諸島に関する展示を行う際の大いに参考になろう。
 このようなことから「尖閣諸島開拓の歴史と自然展一展示概要報告」(石垣市2011.1)をもとに、展示の概要を紹介する。


(1)展示構成
 展示は1〜9のテーマで構成された。
 下記に各テーマの趣旨と展示内容を示す。

 石垣市民会館展示ホール会場展示光景奥のテーブルには現物が展示



1.尖閣諸島に関する古い地図や地勢に関する論文。
 展示の導入部分にあたり、明治時代に描かれた地図を紹介、比較的古い時期に書かれた尖閣諸島各島の地勢に関する文献、黒君恒の「尖閣群島」論文などを展示。

2.尖閣諸島関連年表
尖閣諸島関連のできごとを記した年表と、それに関連した資料や古賀辰四郎の顔写真や石垣市が魚釣島に建立した領土標柱、琉球政府が建立した警告板とその作業風景などを展示。



3.日本領土編入の流れ
 明治18(1885)年の「沖縄県卜清国福州トノ間二散在スル無人島へ国標建設ノ件」など、関連する史料、及び明治28(1895)年1月14日に沖縄県の管轄として、尖閣諸島へ標杭を打つことを閣議決定し、1月21日に沖縄県に指令した資料、明治29(1896)年3月5日に勅令第133号で沖縄県への正式編入が公示されたなど、日本国の領土へ編入されたことを示す資料を展示。



4.古賀辰四郎による開拓
 明治29年9月に古賀辰四郎へ尖閣諸島開拓の許可が下りる。のち古賀氏は藍綬褒章を受けた。

 古賀氏開拓時代の写真(「藍綬褒章下賜ノ件」添付写真)を展示



 開拓の様子が記されている「古賀辰四郎へ藍綬褒章下賜ノ件」と黒岩恒の「尖閣列島談」など当時の資料を展示。
 また中華民国9(大正9)年、駐長崎領事から贈られた「感謝状」が2通、石垣市立博物館に保管されている。当時の石垣村長豊川善佐と石垣村吏員玉代勢孫伴宛である。写真とレプリカを展示。


 右の掛け軸は豊川氏宛「感謝状」レプリカ 左は玉代勢氏宛感謝状写真




5.尖閣諸島に関する研究
1939年の正木住民の尖閣諸島調査論文と掲載の写真、写真アルバムを、また、これまで複数の調査団が訪れていながら、調査研究成果は、一般に目にすることは少ないとして、「琉球大学尖閣列島学術調査報告書1971」他6冊を現物を展示。
 1971年の琉球大学調査団がアホウドリを発見、このアホウドリと尖閣諸島をモチーフにして琉球郵政庁が「海洋シリーズ第3集切手」を発行した。この切手とその解説シートを展示。


6.戦後の尖閣諸島
1968年にエカフェの調査で尖閣諸島一帯に豊富な石油資源が埋蔵されている可能性が報告されると、領土問題が噴出、中国の人民日報』に「琉球群島に尖閣諸島が包括される」と記された記事や琉球政府の「領有権」声明などを紹介。尖閣諸島研究家で郷土史家・故牧野清コレクション17冊を現物展示。


7.尖閣諸島の自然
 ここでは琉球大学資料館・風樹館、所蔵の液浸標本や山階鳥類研究所、鹿児島県立大島高等学校所蔵のアホウドリ剥製やデコイなど、を展示。尖閣諸島文献資料編纂会、宮良祐次氏の協力による魚釣島の貴重な植物の現物展示のほか、新納義馬民らが撮影した尖閣諸島に棲息する固有の動植物、自然景観に関する写真パネル90点近くを展示、さらに尖閣諸島にしか棲息しない貴重な動物や、植物の写真をはじめ、各島々の地形、植生等を把握するためのパネル展示。このうち、センカクツツジ、センカクカンアオイ、イリオモテランは、現物と開花時の写真を展示、また、各島々の大凡の撮影ポイントを地形図上で示し、島の様子をわかりやすく紹介。


尖閣諸島の自然コーナーでは、動植物をパネル写真で紹介


 

画像左: 中央はイリオモテラン右はセンカクツツジ
     後方右はセンカクカンアオイ


画像右: 後方左はアホウドリの剥製右は同デコイ
     前方2つはシュウダの液浸標本



8.失われつつある自然
 尖閣諸島に残された固有の動植物、そして豊かな自然。しかし、これらが近年、危機にさらされている。魚釣島には1978年につがいのヤギが持ち込まれ、以来、繁殖。ヤギによる食害は大きく、年代ごとに展示写真を比べると、緑が極端に減り、石積みが崩壊していくようすがわかる。研究者からは、固有種の絶滅が心配され、危機的状兄にある魚釣島を紹介。


ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

(上記の引用は原文そのままではありません。ブログに引用する上で読みやすいように数カ所変更しています。)


「尖閣研究」の注文先は以下の通りです。
是非この書に込められた熱意をくみ取って頂き、買い求められて、尖閣諸島問題を考える一助になされて下さい。


「尖閣研究」

値段 1200円

発行:尖閣諸島文献資料編纂会

住所:住所沖縄県那覇市大道40番地
FAX :098−884−1958


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